Thursday, July 14, 2016

バーンズナイト*スペシャル キジの胸肉のハガス詰め

これは2011年にアップしました。

今年もバーンズナイトがすぎたが、多くの人は知らなかった。私は常々、バーンズナイトはうちのリカーキャビネットにしばらくいすわっているモルトを飲みきり、新しいのを開けるいい口実だと思っている。スコットランドが世界のグルメ事情にどれだけ貢献してるのかは不確かだけど、ウィスキーの蒸留がどこの国よりも優れていることはみんな知っている。しかし、スコットランドの最も誤解されてる食べ物ハガスはれっきとした食べ物だ。


信じられないかもしれないが、ハガスは独特な味がするけれど、正直、まずくはない。正直言って、私は好きだ。しょっちゅう食べるものではないけれど。初めてハガスを食べてみたときから、こいつは獲物を料理するときに使える、と思っていた。ハガスをガンに詰めてみようと思っていたが、キジに詰めてみた。


これがレシピだ。

このレシピには基本の材料がいる。
キジの胸肉
ハガス(缶詰も可)
ウィスキー
じゃがいも
たまねぎ(シャロットでもいい)
ベーコン
新鮮なハーブ–ローズマリーとタイム
にんにく
オリーブオイル

まずは、自分にウィスキーを一杯注ぐことから始めよう。

いいレシピはハッピーなシェフといいスコッチウィスキーで始まる。詰めものから始めよう。じゃがいもをさいの目に切り、玉ねぎは小さく刻む。0.5cm角くらいにすると、詰めものがごろごろしない。にんにくとハーブを刻む。次にオリーブオイルをフライパンで熱し、熱くなったところでハガス、たまねぎ、にんにくを炒める。少し焦げ目が付いてきたらじゃがいも、ハーブ、それから少しだけウィスキーを入れてフタをする。じゃがいもが少し(完全にではなく)柔らかくなったらフタを取り、ウィスキーを蒸発させる。

詰めものを仕上げる間に、キジの胸肉を均等な厚さにたたく。詰めものを中に入れて巻くので、巻きやすいようにする。

詰めものができたら、キジの胸肉の上にスプーンで置き、巻く。胸肉を1枚か2枚のベーコンでさらに巻き、アルミフォイルで巻く。好みでオリーブオイルやバターを一切れ中に入れてもよい。オーブンを190度に熱し、2025 分焼く。オーブンの温度を200度に上げてさらに10分焼く。そうすると、ベーコンがカリカリになり、キジにも焼き色がつく。

おそらく気がついたと思うけど、敢えて材料の量は書かなかった。それぞれの材料をいくら使うかはおまかせする。大人数に作るのでない限り、ハガスを1缶まるごと使いたくはないだろうから、お好みに合わせて調整してもらいたい。全部の材料を合わせても、ハガス1/4缶で4枚の胸肉に充分足りると思う。もしハガスを好きになるかどうか定かでなかったら、カリカリになるまで炒めるか、ハーブをたくさん入れてみるといい。ローズマリーは特に香りが強いから、ハガスの味が際立たなくなるはずだ。

ハガスと他の材料のコンビネーションが詰めものにコクを出し、キジ、またはグラウスやヤマシャコと完全にマッチすると思う。私はローストしたルタベガ(カブの仲間)と一緒に食べたいが、マッシュトポテトにもきっとぴったり合うだろう。



ぜひ、試してみてほしい。気に入ってくれるといいな。

*バーンズナイトとは、スコットランドの詩人ロバートバーンズの誕生日、1月27日にハガスを食べてお祝いする、スコットランドのお祭り。アメリカではあまり知られてない。



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